和風美人を目指してお琴を習いました

社会人も5年目になり、生活がマンネリ化してきたと同時に習い事をする余裕やお金もできたので新年を機に、「何か新しいことを始めたい」と思って、楽器を習うことにしました。候補になったのが、音色が好きなサクソフォンと、母が琴の師範を持っていて幼いころに手習いしたお琴でした。両者を比べた時に、お琴の方が楽器を演奏しているときの姿が、様になるとおもったので、お琴を習い始めました。

お琴を習う際に、一番気にした点が値段です。お琴の教室は少なく、流派も分かれているので、有名な先生のところに通うとなると入会金だけでも何万円も(下手をしたら数十万)取られることがあります。私は、本格的に琴の師範をとるというよりは、まずは習ってみて自分が好きだと思ったら続けるくらいの気持ちだったので、とにかく自宅に近くて、安めの教室を探しました。

インターネットでリサーチを重ね、やっと普通の公営団地の一部屋でお婆さんが一人で教えている教室を発見。お月謝も1万5000ほどで高くありませんでしたし、お琴を弾き始めて50年という師匠に習えてよかったです。レッスン時間は30分ほどなので、自宅での練習をうんとしないと音楽らしいメロディになりません。困ったのは、習い始めて半年ほどたったところで、マンションの管理人から「楽器の演奏は禁止されていますので、おやめください」という苦情が入りました。マンションに入居したころには楽器を習うと思っていなかったので、すっかりそういう条項があることを忘れていました。それ以降は、ベッドのうえで、指だけでお琴の弦を音が出ないように弾くという、練習しか出来なくなりました。

そこからは、お琴の弦をはじくための爪(象牙でできた、ピックのようなもの)をつけて弾く練習をしていないので、明らかに上達がみられなくなってしまい、やる気が遠のいてしまいました。お琴の月謝も、段を重ねるにつれて上がっていってしまい、お琴の弦を張りかえるにもお金がかかるので、費用が自分の楽しみに釣り合わないと思い辞めてしまいました。

約1年半ほどお琴を習いましたが、辞めてみて思うことは、友達や職場の人には「お琴をやっている」と言いたかっただけの自分がいたことです。珍しいものをやっている、「趣味は何?」と聞かれたときに、ユニークな答えをしたかったという側面があります。お琴をしたことが、今の生活の何に役立っているかと言うと、何にも役立っていないと思います。であれば、料理や英会話など、実益があるものにすればよかったとも思います。趣味でやるならば、好きこそものの上手なれで、好きなものをピックアップすることをお勧めいたします。

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