大人のピアノ教室に通って・・・

私が社会人になって大手のピアノ教室に通うきっかけになったのは、「デビッド・フォスター/シカゴ、セリーヌ・ディオンなどのプロデューサー」が好きであったことが一番の動機でした。通う前に不安だったことは、アコースティックギターしか演奏したことがなかったので、教室のレベルについていけるか、挫折しないかなと思ったこと、先生が怖くないかなと不安でした。

初日に先生に「デビッド・フォスターのウィンター・ゲームをマスターしたい」と言ったら笑われました。その日は演奏時の姿勢や鍵盤の位置を教わり、ドレミファソラシド~と基本的なことを習いました。先生は中年の真面目そうな女性の方で安心しました。初日終了後、その足でさっそくキーボードを購入し自宅で練習しました。最初の課題曲は映画「スティングのジ・エンターテイナー」でした。なんとか2ヶ月程で弾けるようになり、次に「ビートルズのヘイ・ジュード」「ショパンの別れの歌」でした。なかなか苦戦しましたが、和音も少し解る要になり徐々に弾けるようになることが楽しくなってきました。

6ヶ月位たったころに先生が「演奏発表会」に出てみませんか?と言われました。私は発表会に出るつもりはなかったのですが、先生は一人で盛り上がってました。先生に何度も「発表会に出ましょう」「目標を持ちましょう」と言われて、その都度お断りしました。私は音楽を楽しみ、気晴らしの為に趣味でピアノを習う事が目的であったのに「先生は本気モード」になってきました。そのころからちょっと失敗をすると子供を叱るような口調になったり、何時いつまでにこの曲をマスターして下さいとか、挙句の果てにはちょっと失敗して笑ったら「笑ってないで真面目にやりなさい」とまで言われすごくストレスになってきました。やがて休みがちになり、一年位でとうとう辞めてしまいました。

ピアノ教室に実際に通ってある程度、曲を弾けるようになったのは良かったのですが、先生主体のプレッシャーをかけられて途中からは苦痛になったことは残念でした。その教室の「大人のピアノ教室」のコンセプトは「生徒のペースに合わせて音楽に親しみ楽しむこと」と謳っていましたので実際には異なる展開になってしまいましたが、現在も時々独学でピアノの演奏はしています。まだまだデビッド・フォスターのようには弾けませんが、自身のペースで音楽を楽しんでいます。”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*