お香への招待

社会人になって習い始めたお稽古といえば「お香」です。匂いといえば「アロマ」と長年そう思っていました。お香なんて線香とかお寺のイメージしかなく、むしろ年を取ってからで良いのではないかとさえ思っていました。

ところが、行動的な友人に「お香を習いに行きたい、行こう」と誘われて行くことになりました。しぶしぶ参加したお香教室。お香の歴史から始まり、調香して匂い袋を作成しました。初めてのお香は原料の匂いにやられ、くさくてしかたありませんでした。

ところが、不思議なもので何度か習う度にだんだん匂いにも慣れ、今では市販の線香や香りのある線香の方が、人工的な匂いがして臭く感じるようになりました。今では天然の香材を使用したものでないと使えません。

お香教室では、それぞれの回に匂い袋を作ったり、茶道でもおなじみの練香や、お線香なども自分で調香します。香材も様々なものを使い、地元産の杉やシビキなどを乾燥させ、お師匠さんが天然材料を作ってくださるので、それをブレンドさせてみたりと、オリジナル感満載です。伝統的なものを習い、次にオリジナルを作る、自分好みの物が作れるのがだんだん楽しくなり、気が付くと夢中になっていました。

また、お師匠さんも魅力的な方でお香の歴史にとても詳しく、どんな場面で使われたとか、世界のお香についても詳しくて色々な世界のお香も作りました。

シャーマンが愛したお香、エジプト、メソポタミアなどから使われていたであろうお香についても教えていただきました。
また、今ではお師匠さんが「室礼」にも興味の幅を広げられ、私達にも教えてくださいます。

とても楽しく、興味深いお話です。日本文化の奥深いこと。

お香の時間が楽しくて、インストラクターコースにも通い、今ではインストラクターになりました。今では自分が楽しむためにしているだけですが本当に癒されます。近頃では「和」の香りが流行りだとか。お香の材料は生薬にもなるものもありますし、スパイスなどでおなじみのものもあります。

体にも良いと思いますし、やはり日本人に合う匂いだと思います。
最初はいやいや通ったお香教室。
「和」の香りをぜひ、一人でも多くの方に知っていただきたい、と今では思っています。”

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